コンビニ決済は、ネットショップにも購入者にもメリットが大きい決済システム

コンビニ決済の最大のメリットは、購入者が最寄りのコンビニで気軽に決済できること。
日中は自宅にいられない購入者や、自宅を空けることが多い購入者にとって便利な決済システムです。ネットショップ側にも、購入者の利便性が高くなることで代金を受領しやすくなるとの大きなメリットがあります。

コンビニ決済では店舗に備え付けの機器を使用することが多いため、20代～30代の購入者をターゲットとするネットショップ、またはクレジットカードや銀行口座を持っていない若年層を取り込みたいネットショップに最も適している決済システムだといえるでしょう。

コンビニ決済のもう1つのメリットは、ネットショップが代金の支払いを簡単に確認できることです。銀行振込のように記帳をして確認せずとも、コンビニや決済代行会社がさまざまな手段でネットショップに振込完了をお知らせしてくれます。商品発送までの手間を1つ減らすことになり、ネットショップ運営を円滑に進めることにつながります。

前払いと後払いのメリットとデメリット

料金を受領したことを確認してから商品を発送する前払いは、ネットショップがもっとも安心できる決済方法でしょう。しかし新規の購入者の場合、商品に対する実績や安心を感じられないため、購入をためらってしまわれる場合があります。前払いを導入する場合は、ネットショップが実績をアピールしたり、商品に対する信頼と安心を感じさせるような戦略を立てたりすることが必要になるでしょう。もちろん、すでに商品に対して信頼を抱かれている購入者が多数いらっしゃる場合、このデメリットは着目せずとも良いでしょう。

商品を確認してから決済ができる後払いは、購入者にとっては嬉しい決済方法です。先に商品を確認することができるということから購入に対する不安が軽減し、積極的な購入につながるでしょう。ネットショップが購入者に向けて、「購入者に必ず気に入っていただける」という自社商品に対する自信をアピールすることにもなり、購入者に対する安心感を与えることになるでしょう。
しかし、ネットショップにとっては「確実な入金が期待できない」というデメリットが発生します。入金の督促方法に手間やコストがかかってしまい、不備やトラブルを防ぐために厳重な入金管理が必要になることも。

このように前払いと後払いにはそれぞれメリットとデメリットがあるのです。ネットショップの経営方針によって適した方法を選択することで、コンビニ決済という気軽で便利な決済システムを最大限に活かすことにつながります。

コンビニ決済に必要なコスト

コンビニ決済を導入するためには、代金受領を代行してほしいコンビニと契約を交わす必要があります。
しかし全国からの購入者を見込むためには複数のコンビニと契約することになり、膨大なコストがかかってしまうのです。

そういった場合、決済代行会社と契約することで法人、個人にかかわらずコンビニ決済を導入することができるようになります。決済代行会社によっては初期費用や月額料金といったコストが必要になる場合があり、ECサイトをスタートするための初期費用が大きくなってしまうこともあるので、ご注意ください。

コンビニ決済は、購入者にとって気軽で便利な決済システムです。導入する際は、初期費用や月額料金など必要になるコストをしっかりと比較して、ネットショップに適した決済システムを利用しましょう。

【払込票発行無】
払込票発行が無く、購入者は取引番号を控えて身近なコンビニで支払う決済方法です。

【払込票発行有】
払込票を持って、購入者がコンビニで支払う決済方法です。払込票はネットショップ自ら発行されることもできれば、業務代行での発行もできます。

コンビニ決済・郵便局決済（注文時オンライン／発送後払込票有）の詳細はこちら

【後払いに特化】
商品を確認してから支払いたいという購入者のご要望に対応するサービスです。売上代金の未回収リスクを保証することが特徴です。

後払い決済（債権保証あり）の詳細はこちら