BCP対策のため、海外工場への部品輸送に向け安定的で作業増加にも対応可能な梱包体制を実現

輸出梱包の導入企業様の事例をご紹介

製造業(機械)

海外・グローバル

業務効率

輸出梱包の導入企業様の事例をご紹介 輸出梱包の導入企業様の事例をご紹介

ポイント

課題

  • 新型コロナウイルス感染症の影響で地場の輸出梱包業者による出荷業務が完全にストップしてしまった。
  • BCP(事業継続計画)の観点から、より安定的で市場拡張にも耐えうるパートナーの選定が必要となった。
  • 急な部品の出荷などに対応できる梱包体制の構築が急務であった。

導入サービス

輸出梱包

  • 法人企業様に向け、小さな電子部品から大型設備・産業機械まで、大切な商品や部品を国内外へそのままお届けできるように梱包して輸出するサービスです。
  • 素材や製品特性、重量、納品先までのリードタイムや輸送モードに応じて、専門の技能を持った多くの梱包技術士が、条件に合わせて梱包方法をご提案します。

効果

  • 災害などイレギュラーな場合でも安定した出荷が行える体制構築ができた。
  • 製品ごとに梱包手順書が提供され、属人化することなく、品質が担保可能に。

導入の背景(課題)

私たちは農業機械、建設機械などの製造・販売を行っており、アメリカ・東南アジア・中国などの生産工場へ機械部品を輸出する業務があります。しかし新型コロナウイルス感染症の影響で、長年、CKD部品※の輸出梱包を任せていた地場の業者による出荷業務がストップしてしまいました。災害時にも業務を止めないBCP(事業継続計画)の観点から、より柔軟に対応でき、かつ産業機械梱包の実績があり、信頼できるパートナーを探していました。

※CKD部品:Complete Knock Down、コンプリートノックダウン方式での現地生産を行う際に用いる、組み立て前の部品。例えば自動車生産においては、エンジンは日本から送る場合が多い。

導入による効果

機械部品は、梱包の際に手順を誤ったり、手で触れられたりすると、輸出の船便や長距離運搬といった過程でサビや不具合が生じてしまいます。こうした製品特性に沿ってヤマト運輸から梱包手順書を資料として提供いただき、業務が属人化することなく品質を保つことができるようになりました。BCPの観点において、災害などのイレギュラー時の応援体制も提案していただき、ヤマト運輸の近隣拠点からのサポートで、急な出荷にも対応可能になりました。梱包以外の業務もカバーしていただき、現場担当者の負担も軽減されました。今後は、梱包資材の見直しや、一気通貫での現地工場への輸送などによるコスト軽減・効率化も視野に入れています。

ヤマト運輸ならではのポイント

  • 輸出梱包専門の拠点に加え、ヤマト運輸のネットワークにより幅広いエリアへの出荷が可能です。
  • 手順書の作成、社員教育を通じて、高い梱包品質を保証し、スピードやスケールの変化に対応します。
  • 最新技術を使った製品採寸や梱包資材の開発など、より低価格で安定した梱包方法を提供します。

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