クレジットカード決済 3Dセキュア2.0

3Dセキュアとは、オンライン上での決済時においてクレジットカードの不正利用防止効果を高めるために、 VISA、Master Card、JCB、American Express、Diners Clubの国際クレジットカード主要5ブランドが推進しているセキュリティ規格のことで、総称して「本人認証サービス」とも呼ばれています。

クロネコwebコレクト クレジットカード払いでは、EC・通販事業者さまおよび購入者さまへより安心してカード決済をご利用いただくために、いち早く3Dセキュア2.0を導入・ご提供しております。

クロネコwebコレクトにおける3Dセキュア2.0対応ブランド

VISA Master Card JCB American Express Diners Club

3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)の特徴

第三者による不正利用リスクの低減を維持しつつ、従来の3Dセキュア(1.0)よりも購入者さまの利便性を重視した、リスクベース認証を採用した方式で、海外では 2016 年頃より利用が開始されました。 日本国内においても2021年に公開された、一般社団法人 日本クレジット協会の「クレジットカード・セキュリティガイドライン [2.0 版]」(※)にて利用が推奨され、急速に普及・拡大しています。

3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)の特徴 3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)の特徴

3Dセキュア2.0では、購入者さまのクレジットカード決済時にカード会社がリスクベース認証(※1)を行い、第三者不正利用リスクが低いと判断された場合には、カード会社の本人認証画面が表示されずに決済完了となります。(リスクが中・高と判断された場合は表示されます。)
なお、すでに3Dセキュア導入済みのEC・通販事業者さまも3Dセキュア2.0 用の追加パラメータを当社へ送信いただくことで、リスクベース認証の精度が高まり、カード会社側でリスク低と判断される可能性も高まります。(※2)
⇒これにより、従来の3Dセキュア(1.0)で懸念されていた、かご落ちリスク(※3)を低減しつつ、第三者不正利用のリスクの低減・チャージバック発生リスクの低減が可能です。

  • ※1デバイス情報や、位置情報、曜日や時間帯などの購入者さまの行動パターンが普段と異なる場合、第三者による不正利用を疑い、リスクのレベルを判定する方式のことです。
  • ※23Dセキュア2.0 に対応していない一部のカード 会社では、引き続き本人認証画面が表示されます。
  • ※3従来の3Dセキュア(1.0)では購入者さまのカード決済時に、カード会社の本人認証画面が必ず表示され、購入者さまとカード会社のみが知りうるパスワード・ワンタイムパスワードの入力が必須となり、購入者さまの負担となっています。

比較

3Dセキュア2.0導入サイトの購入者さま画面遷移 3Dセキュア2.0導入サイトの購入者さま画面遷移
従来の3Dセキュア(1.0)導入サイトの購入者さま画面遷移
従来の3Dセキュア(1.0)導入サイトの購入者さま画面遷移

機能面

  3Dセキュア2.0 従来の3Dセキュア(1.0)
スマホ決済対応 対応 非対応
リスクベース認証 対応(本人認証パスワード入力徴求は、従来に比べ、40%程度に削減 ※1) 非対応(本人認証パスワード入力が必須)

EC・通販事業者さま

メリット
  • 第三者利用による不正利用の低減
  • 不正利用低減によるチャージバック発生リスクの低減
  • かご落ちリスク70%削減(※2)
  • 第三者利用による不正利用の低減
  • 不正利用低減によるチャージバック発生リスクの低減
デメリット
  • かご落ちリスク

購入者さま

メリット 本人認証パスワード入力が必須にならない(場合が増える)ため、
  • スピーディーな決済完了が可能(85%の時間削減(※2))
デメリット
  • 本人認証パスワード入力必須の煩雑さ

3Dセキュア2.0は購入者さまにとっての不便解消・事業者さまにとってのチャージバック発生リスクの低減およびかご落ちリスクの低減の実現により、双方にメリットをご提供いたします。

3Dセキュア2.0の具体的な導入方法(EC・通販事業者さま)

別途のお申し込みは必要ございません。追加利用料なしでクロネコwebコレクトクレジットカード払いの加盟店さますべてにおいてご利用いただくことができます。 (従来よりクロネコwebコレクトで3Dセキュアをご利用いただいている加盟店さまは、 EC サイトの改修は必要ございません。詳細は下記ご参照ください)

リンク方式/メール依頼方式ご利用の場合
すべての取引が自動的に3Dセキュア2.0の取引となります。

トークン方式ご利用の場合
①提携ECカートをご利用の場合:各ECカート事業者さまにご確認ください。
②自社構築システムご利用の場合:システム接続仕様書をご参照のうえ、3Dセキュア2.0利用の取引を行うよう開発をお願いします。

【ご留意事項】3Dセキュア2.0(1.0も含む)利用の取引で、金額変更を行った場合は3Dセキュア2.0(1.0も含む)取引の対象外となります。