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再配達問題から考える自宅外受け取りに対応するメリット

2021年04月13日

今回は国土交通省が平成31年2月に公開した「通信販売と宅配便の再配達に関する調査[PDF:1.20MB]」を参照しながら、通信販売における受け取りのニーズと問題点、それに対応するためのEC自宅外受け取りについてご紹介します。

自宅外での受け取りの許容傾向

上記の調査では通信販売に関係する宅配便再配達の削減に取り込むことを目的に、自宅以外での受け取りや再配達に関する設問と回答が掲載されています。自宅外の受け取りに関する回答から以下が傾向として記載されていました。

日中の在宅率が低いと考えられる若年層 ほど、自宅以外での受け取りを許容する傾向がみられました。 P.11より引用

宅配便の再配達に関しては、問題意識を持っていてかつ具体的な行動(事前のメンバーズ登録や非対面受け取りの選択)を行っている割合が8割にものぼるものの、届いた宅配便の3割以上が再配達となってしまった人が半数以上であり、対策を講じているが結局再配達となっている荷物が多いことが分かります。

再配達を避けたいから注文しないユーザ

再配達を避けるような行動をしているものの、それでもなお再配達となっている状況として、以下のようなケースが考えられます。
ケース1:注文手続き時点で受け取り可能な選択肢を指定したが、宅配時点で状況が変わってしまい受け取れない。
ケース2:注文手続き時点で受け取り可能な選択肢が無く、そのまま配送されることで宅配時に受け取れない。
事前のメンバーズ登録では、宅配前に受け取り場所や日時の選択ができるようになっており、どちらのケースでも対応が可能です。
調査ではケース2(注文時点で受け取り可能な選択肢がない場合)をさらに深堀して以下のように書いていました。

単身世帯では平日(仕事のある日)に自宅で宅配便を受け取ることは難しいため、利用を控えている方がいらっしゃることが結果に出ているのではないかと考えられます。  P16より引用

注文時点で選択できる自宅外受け取りのメリット

注文時に受け取り可能な日時が選択できないから注文を中断してしまう場合に対応するためには、注文時点で受け取り可能な選択肢を出すことが有効であり、EC事業者にとっては消費者側の希望する受け取りに対応することができれば、今まで注文されなかった層からの注文が増える可能性があります。

らくうるカートで設定できるEC自宅外受け取り

らくうるカートの「EC自宅外受け取り機能」では、消費者さまが注文手続きを行う際に自宅外の最寄りのコンビニやヤマト運輸営業所、PUDOステーションなどを指定することができます。コンビニなどの受け取り場所に荷物が届いた後は、受け取り期限内であればお好きなタイミングで受け取ることができます。

注文時点で選択できる自宅外受け取り

注文時点で受け取り可能な選択肢がない場合に注文をあきらめてしまうユーザのために、「EC自宅外受け取り」は有効な対策と考えられます。
特に平日は自宅での受け取りが困難な単身者や共働き世帯が主なターゲットであるショップさまには検討をおすすめします。

EC自宅外受け取りへの対応は、配送や商品での設定が必要ですが、以下マニュアルを参考に設定してはいかがでしょうか。

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