1932年(昭和7年)に山形県寒河江市で創業した紡績・ニットメーカー。糸づくりから製品の仕上げに至るすべての工程において「日本のものづくり」を大切にしながら、自由な発想でオリジナリティ豊かな製品を世界に向けて発信している。ニット製品のプロダクトでは多数の自社ブランドを発表している。 佐藤繊維株式会社
佐藤正樹さん
東京のアパレル会社を経て92年に佐藤繊維へ入社し、2005年に4代目の社長に就任。高品質とオリジナリティを武器に糸の開発やニット製品のブランド化などを積極的に行い、世界から注目を集める企業へ成長させる。羊のような金髪ヘアがトレードマーク。
海外進出で成功を収めていたり、オリジナルブランドを多数展開していたりと、派手なところにばかり目が行ってしまいがちですが、佐藤繊維の成功やビジネス拡大の裏には、業務の効率化やスケジュール管理のための取り組みがあり、それらがビジネスを支える大きな力になるのだということがわかります。
世界的に評価を受けている企業とはいえ、その取り組みの数々は、中小企業にとって参考にしやすいものばかりです。地味なこと、小さなことであっても、それが積み重なっていくことで大きな効果となります。今回ご紹介した佐藤繊維の取り組みを参考に、業務の効率化やスピード化を目指してみてはいかがでしょうか。