株式会社松富士食品 様
「つけめんを文化に」を掲げ、行列の絶えないつけめん店が外出自粛を機にEC事業で大成功
戦略推進部 通販・新規事業係長 和田義太郎様
ご契約プラン:レギュラープラン
所在地:東京都千代田区内神田
従業員数:1,183名
関東を中心に店舗を構える人気チェーン「六厘舎」のつけめんや「ジャンクガレッジ」のラーメンなどのお土産メニューを、全国のお客さまに届けるためECサイトを開始。
導入前
らくうるカートを導入するにあたり、どのような課題があったのでしょうか。松富士食品さんがらくうるカートを導入されるまでの状況についてうかがいます。
らくうるカート導入前の貴社の状況や取扱商材についてお教えください
株式会社松富士食品は、2005年に大崎で創業したつけめんの店「六厘舎」に始まります。長い行列が話題になり、現法人となってからは多店舗化に力を入れ、現在は、つけめん「舎鈴」、ラーメン「ジャンクガレッジ」などのブランドでチェーン展開しています。
「つけめんを文化に」をテーマに掲げ、全国のお客さまにおいしいつけめんを体験していただきたいという思いから、お店に並ぶのが大変な方、ご近所にお店がない方にもお召し上がりいただけるよう、持ち帰り用の冷凍「お土産つけめん」を開発しました。2007年ごろからはこれをオンラインモールで少量販売していたのですが、多店舗化が進み、社内でもなかなか手が回らないため一時休止することにしました。
ところが、2020年に新型コロナウイルス感染症が流行し、緊急事態宣言の発令によって、お客さまが来店できなくなり、売上も大幅に減少。すぐに非対面販売に力を入れなければという状況になりました。前任担当者が他社ショッピングカートを使い、急遽自社ECサイトをスタートさせました。
導入の決め手は?
運用をスタートしてみると、以前のショッピングカートでは、受注リストと購入者名の突合に手間がかかりました。送り状発行や発送通知メールの作成も思った以上に手間がかかるので、現場での負荷が増大していました。また、手数料が売上金に比例するため高額になり、売上が相殺されて利益が出ず赤字となっていました。
前任担当者がショッピングカートの移行を検討していたときに、らくうるカートのことを知りました。いろいろと調べてみると、らくうるカートはショッピングカートの受注情報からそのまま送り状発行ができると知りました。商品発送でヤマト運輸を利用していたため、配送情報と受注情報が連携できるのも魅力でした。それまでは受注してから商品発送するまでの確認業務に手間がかかっていたので、らくうるカートを導入することで業務改善につながることは決め手の一つでした。
赤字をいち早く脱却することを目指していたので、らくうるカートは以前のショッピングカートに比べコストを抑えることができるのも決め手の一つです。そして、ショッピングカートの移行を機に決済サービスについてもヤマト運輸のサービスに移行することにしました。クレジットカード決済に加え代金引換、後払いなどが選べ、クレジットカードをご利用にならないお客さまも購入しやすくなります。運用面でも受注・決済・配送の連携ができれば、効率化が図れます。
らくうるカートは固定費や販売ごとに支払う利用手数料を抑制し、低価格でご利用いただけます。
※利用手数料を無料にしたプランもご用意しています。
ライトプラン
(月あたり330円)
導入後
らくうるカートを導入してから、どのような変化があったのでしょうか。
松富士食品さんがらくうるカートを使用して気づいた点についてうかがいます。
導入時の印象は?
テンプレートを使い、公式サイトと同じ雰囲気にアレンジしてECサイトも制作していますが、立ち上げはスムーズでした。ECサイトの運用を前任担当者から私が引き継いでからは、商品の入れ替えや運用は、私が担当しています。もともとは店舗スタッフからの異動であったため、Webの知識が深いわけではないのですが、らくうるカートは非常に簡単に使え、ページ制作は問題なくできています。
導入時に苦労した点は?
苦労した点は特にないです。新しいレイアウトでページを制作するにはどのようにすればよいかなど、操作のことでわからないことがあっても、平日9時〜17時で電話対応いただけるらくうるカートのサポートセンターはレスポンスがとても早いので、大変助かっています。
らくうるカートの利用に関するお問い合わせはフォームおよび電話で対応。
平日のビジネスアワーは電話で話しながらサポートが受けられるので、操作に自信がない方も安心です。
お問い合わせ内容によっては、回答に時間を要したり、回答できない可能性がございます。また電子メールではなくお電話でご連絡する場合もございます。予めご了承ください。
運用
らくうるカートを運用して約1年半。どのような変化があったのでしょうか。
松富士食品さんがどのようにらくうるカートを運用しているのか聞いてみました。
運用時に気づいたことは?
らくうるカートでは、受注リストからワンクリックで送り状が発行できるB2クラウドの便利さはもちろん、発送通知メールにも自動で送り状番号が記入されます。これまで以前のショッピングカートでは、手動での番号入力や目視による確認に手間がかかり、いつ人的ミスが起きてもおかしくない状況でした。らくうるカートの導入によりミスの不安から解放されたと現場でとても喜ばれました。商品発送に使う受注リストも見やすく、商品のピックアップ、梱包、送り状の発行と貼付までがとても効率的になりました。
箱詰めは常に2人体制で確認しますが、出荷してしまえば、外箱の壊れや、付属品抜けなどを確かめることはできません。お客さまの手に届いたとき困ることがないように、一つずつ丁寧に扱う必要があり、神経を使う作業です。つけめんを味わって、満足度の高い体験をしていただくためには、間違いなくお届けすることがとても重要です。その部分がストレスなくクリアできていることが、本当に助かります。
らくうるカートとヤマト運輸の配送との連携なら、現場で問題が起きたことはほぼありません。私自身は、ECサイトの更新に加え、売上の管理や顧客リストなどの運用を行っていますが、それらも使いやすいデータが取れるので業務がスムーズです。
送り状発行サービスAPI(B2 クラウド)を連携させれば、
ボタン1つで送り状作成と送り状番号のリアルタイム連携ができ、発送準備の手間を軽減できます。
配送情報の連携、管理を行うために手動作業の煩雑なプロセス
配送先情報CSVに送り状番号付与と配送情報管理のために、毎回手動でデータの出し入れが必要になり、手間がかかります。
配送情報が連携、管理が連携ボタン1つでかんたん
B2 APIで連携することで、配送先情報と付与される送り状番号がリアルタイムに連携され、手を煩わせることはありません。
今後の展開
これからの松富士食品さんのショップはどうなっていくのでしょうか。
松富士食品さんが描くショップの未来像について聞いてみました。
これからの展望は?
賞味期限があり、工場の生産キャパシティにも限界がある商品ですから、急増は難しいのですが、今後もEC事業を伸ばしていきたいです。ありがたいことにEC事業は、ずっと右肩上がりで伸びています。
EC事業を伸ばすにあたり、ECサイトへの集客が重要ではないかと思っています。集客を高める方向性は、2つあると思います。まずイートインのお客さまをECサイトへ集客することです。このためにはチラシやポップなどにサイトのQRコードや、ECサイトの告知を入れるなどで認知を高める工夫をしています。すでに来店いただいた方に、自宅でも食べられることを知っていただくかたちです。一度食べていらっしゃるお客さまには、限定品の告知やリピート購入のアプローチなども重要です。そのため、今よりももっときめ細やかなセグメントでメールのお知らせもしたいと思っています。
もうひとつは、SNS経由での集客です。ラーメン店は個人経営が多いこともあり、SNSのクチコミが強い業界です。らくうるカートでは、簡単にクーポンの発行と管理ができるので、これを使って、SNSと連動しフォロー&リツイートキャンペーンみたいなものもできたらいいなと思います。もちろんクーポンは管理しやすくなれば紙でも利用したいです。
最後に、らくうるカートに期待することや要望は?
六厘舎を知らないお客さまに、オンラインを通じてお店や商品について周知する方法にも興味があります。先日、らくうるカートのEC Booster連携機能を活用してみたところ、Googleショッピング広告に簡単に商品を登録することができ、驚きました。こういったWebマーケティングの最新トレンドが掴め、簡単に使いこなせるサポートは、今後もしていただけることを期待しています。
飲食業である私たちは、ECサイトの運営やWebマーケティングについて門外漢です。オンライン上のノウハウを学び、集客努力をすることはまだまだ必要だと考えています。個人店などでは、「やりたいけど自分たちだけでECサイトの運用は大変だ」と考えているお店は多いと思います。もし実現可能であれば、ECサイトの運用から配送までオールインワンでお任せすることができれば、私たちのような飲食業はより商売に集中することができ、お客さまに喜んでいただくことができるのではと思います。
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